2008年9月13日土曜日

地デジ…ついに!

▼本日。ようやく地デジ放送を受信することができました。以下、我が家の悪戦苦闘ぶりを紹介しておきます。なお、そろえた機材は、マスプロU144G高感度UHFアンテナ(DIY店で3000円ほど)、日本アンテナUHFブースター(利得+35dBタイプ、家電量販店で9000円ほど)です。

8月5日。遅ればせながら、この地域に地デジの電波が飛びました。テレビっ子の僕は、早速、以前に格安で購入していた14素子のUHFアンテナを新しい中継局に向けました。距離も近いので、ブースターはつけずに試みましたが・・・ダメでした。
我が家のTV、REGZAの取説によると、受信にはアンテナレベル(利得?C/N比相当らしい)で最低43/100が必要なのですが、アンテナレベルは、わずかに8~20/100程度。
電気屋さんにも来てもらってテスターでチェック・・・やっぱりダメらしい。
「かなり厳しいと思いますよ。30素子のアンテナでブースターつけてもどうかな?」
6月に十数年ぶりにテレビを買い換え、デジタル液晶のテレビでデジタル放送を待ちかまえていた僕は、かなり落ち込みました。

僕の家は住宅地にあり、人口も世帯数も多いので、何らかの措置が取られるとは思うのですが、すぐ近くを地デジの電波が飛んでいることを思えば、受信できないのはさすがに悔しい。必ずデジタル放送を受信したいと思った僕は、その後、ムキになって各方面の中継局の標高や地形や電波の方向をシミュレートしてみました。
可能性のある中継局は、二戸(出力100w、距離約38㎞)、久慈(3w、5㎞)、野田(1w、16㎞)の三つですが、アナログでも二戸からだけは、かすかにも受信したことがありません。ということで照準はは久慈(半崎)と野田(和佐羅比)の2局と言うことになります。

8月28日。なんとなく、かすかな希望を胸に、2階のベランダの端っこに立ち、ワンセグ付きの携帯電話を向けてみる・・・オートスキャンしたら、なんと映ったぁ!6局中4局。久慈局からの映像。そこで僕は、ブースターを購入する決意をしたのでありました。

9月4日。野田局の試験電波が発信されました。
地形的には山越えでも、標高の高い野田局の方が久慈局よりも電波を捕らえやすいはず。期待はふくらみます。案の定、市内のあちこちから不感地域で受信できた話が聞こえてきます。僕も35dbゲインのUHFブースターを8700円(笑)で購入し、アンテナ周りの配線を再セットしてみました。
けれども、久慈局からも、野田局からもゲインは得られません。あ~やっぱりあのバカでかい30素子のUHFアンテナを購入しなければならないのかな・・・気持ちが沈みました。

9月13日。そんなこんなで、10日ほど経ったのですが、せっかくの休みなのでダメもとで再度アンテナ周りを確認。まずは、おもちゃみたいな強電界用アンテナで電波の方向をチェック・・・あれ?何か映ってる。方向は野田局からブロックノイズながら初めて地デジが入ってきました!なんで?
で、14素子に繋いでみると・・・全くゲインがない!?

もしや・・・!

アンテナケーブル周りを徹底チェック!テレビのコネクタOK。ブースター電源部コネクタOK。ブースター出入力コネクタOK。アンテナ出力コネクタ・・・指で引っ張ったら・・・同軸ケーブルが抜けた。なんとなんと、一番最初に繋ぐ部分が緩かった!

気を取り直してケーブル周りを確認し、アンテナを(山の向こうで見えない)久慈局に向けたらなんとしっかり受信できました。レベルは38~50/100とギリギリですが、綺麗に受信できました。では、野田局からはどうなんだろう・・・ワンセグテストを考えればちょっと無理かも知れませんが、いつか試してみます。いずれ必要なのは、高性能アンテナであることは間違いないようです。とにかく映ったので、今日は満足。

ということで、我が家の地デジ受信状況は次のとおり。(全局受信OKです。)

ch    利得 
32 NHK-G  46~48 
13 NHK-E 48~51 
25 IBC   48~51 
35 TVI    37~41 *ブロックノイズ偶発 
46 MIT   36~38 *ブロックノイズ頻発 
48 IAT   48~50 
※REGZAの表示による。理想は43以上。

それにしても、地デジはやはり綺麗。ゴーストなし。にじみなし。画面はワイド。もう、アナログには戻れませんね(笑)。今後はブロックノイズが頻発しているMITとTVIの利得をアップするために、全国的に評価の高い超高感度アンテナ(画像参照)をゲットしたいと思っています。
このモデルは、コストパフォーマンス的に一般家庭で購入できる限度ではないでしょうか?(多分8000円前後)

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